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2019
04.06

さくら、もゆ。 感想など



(最終更新 5月2日)

全て攻略完了。

元号が変わってしまったけどプレイ期間ちょうど2か月ほどで終わったかな。
色々思うところはあるけど最後までやってよかったと感じたかなー

ルートロックがあるため姫織→千和→ハル→クロの順で攻略。


トップにもあるようにシナリオ、絵、音楽、システム、CV、その他についてS~Dの8段階評価で。

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シナリオ 総合評価:A+


・共通 評価:B+

昼と夜の国の世界についての説明やキャラ紹介も兼ねた共通パートだったけど相変わらずというかテキストの癖が強く読みにくいシナリオだったかな。
このシナリオライターの前作はプレイ済みだけどシナリオの序盤に関しては分からないことが多すぎて読んでてもやもやする場面が多いかも。
ゆめのねどこでのあさひさんや十夜とのやりとり、夜の国での悪夢や迷子探しなどある意味前作のいろセカ以上にいろセカ感が強く感じた気がする。

各キャラについては共通では千和とクロが可愛いなーと思えたかな。
特に千和は良いキャラしてると思う。手作りのおにぎり食べたい。
あとはナナやクロ、十夜などのロリキャラは相変わらずかわいらしく描写されてたんじゃないかね。

共通では夜の国での迷子を捕まえ保護する話がメインとなってたけど画面演出やBGM等雰囲気作りも凝っててシナリオに引き込まれたかも。
刻の終着駅で金貨や銀貨を使って才能や切符を買うって世界観がすごい独特な発想だなーって印象深かったかな。

序盤から前半にかけてはちょっと退屈だったけど夜の国の話が進んできてからは面白かったのでこの評価で。


・姫織√ 評価:A+

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腹ペコ迷子の巫女さん。

前半は十夜とお友達の話、後半は姫織の夢についてのストーリーだったけど共通に引き続きテキストがもやもやした感じが続いていたので少し読みにくく理解しにくい部分があったかな。

まず前半の十夜の話だけどお友達になった相手が自分を忘れて認識できなくなるっていうのは他のゲームとかでもよくあるけど凄い辛い話だなー
そのお友達が年老いて死ぬ直前に十夜のことを思い出すシーンは自然と涙がこぼれた。
共通でも十夜と夜の国に関する話があったこともあってか姫織ルートに入った直後でもあんまり個別シナリオって感じがしなかったかも。

後半は姫織の夢について明らかになったけど、個人的にはちょっと自己満足な夢だなーと思える部分もあったかな。
結局器を完成させて命を大切な人に捧げたとしてもその生まれ直した人は幸せになれるのかって問題が残るからね。
それを言ってしまうと姫織自身も同じ状況にあるんだけど、自分がされたからこそ元に戻したいって強く願えたのかも知れない。
ただ魔法を使って姫織を探したりお互い再開した時の裏事情等よく作りこまれてるシナリオだと感じた。

エロは2枠。列車の中のシーン中のナナちゃんの様子が物凄く気になった。
姫織のキャラ自体は共通に比べたら幾分か魅力的にはなったけどそれでも千和とかクロの方が可愛いなーって思うかな。
姫織の夢の内容が受け入れられるかどうかでこのキャラの評価がかなり変わってきそうではある。
個人的には受け入れられることは出来るけど少し疑問点も感じたかな。

評価が少し難しいけど全体的には良く練られたシナリオじゃないかね。


・千和√ 評価:A+

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小さくて気弱な女の子。
個別通して夜の怪物であるソルとナハトの話がメインだった。

まず一つ言えるのは物凄くこのルートはシナリオが長かった。
正直もっと簡潔に書いてたらS付けてたと思うけどそこが大きくマイナスだったかも。
ここのブランドの前作(アス永遠)をやってても思ったけどとにかく話が長い。
確かに内容も総じて面白かったし感動も出来る話なんだけどどうしても長いと集中力が散漫になって話が頭に入りにくくなってくるからプレイヤー側としてはだいぶ辛かったりする。

それはともかくとしてシナリオの内容についてだけどこちらも姫織ルート同様ソルとナハトが主人公張りに前面に出てきてたから主人公と千和の物語というよりは夜の国の怪物である二人の物語みたいな感じになってたかな。
序盤の方では犬耳ウェイトレスだったり手作りお弁当だったり恋愛ADVらしい部分はあったものの千和の父親が出てきてからはずっと夜の怪物の話が続いてた。

前半で特に許せなかったのは千和の告白後の主人公の態度。
いくらなんでもあれはちょっと酷すぎると思う。後のシナリオ展開のためなのかもしれないけど受け入れ難かった。

個人的に印象に残ってるのはソル視点の話からナハト視点の話でナハトの内面描写が見れた場面と姫織ルートで出てきた十夜と仲良くしていた女の子との繋がりがあった話かなー
どちらも心にぐっときたしファンタジー作品ならではの良い描写に感じた。

エロはこちらも2枠。内容もノーマルでほんとおまけ程度かな。
千和自体は可愛いけどもう少し日常パートが見たかった気もする。

全体を見てみたら十分良シナリオだとは思うけどシナリオの長さと主人公と千和があんまり主体じゃないお話って部分が人によっては受け付けないかもしれない。
内容的には普通に評価Sじゃないかな。


・ハル√ 評価:S

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明るくリーダシップのある?元魔法少女。

正直このルートやるまでは結構否定的な意見を重ねてたけどトゥルーエンドと言われても納得できるくらいのクオリティだった。
前半は智仁とあず咲の話、後半はハルの夢についての話で大きく分かれてたけど特に後半のシナリオは素晴らしいとしか言いようがなかった。

まず前半に関しては智仁の音楽についてシナリオが進んでいったけど姫織、千和、ハルそれぞれヒロインのアイドル衣装(クロが無かったのが残念・・・)が見れたりと日常パートもそこそこ充実してた。
あとは主人公の女装ネタくらいだけど個人的にこれはあんまりかな。
なぜかこの手のゲームブランドは女装とかBLネタとか好んで使ってくるけどそこら辺は餅は餅屋でやるべきだと思う。別に女装ゲーとかBLゲーがやりたいわけではないけどね。
ここの音楽というか歌については後半のシナリオにも深く関係してくるところも話の構成がいいと感じたなー

そして後半部分だけどとにかくハルの気持ちの葛藤、主人公の気持ちの葛藤それぞれがしっかり書かれてて臨場感も凄かったし魔法の設定、あさひさんやクロといったそれぞれルート外やサブキャラの存在感も邪魔にならない程度に大きくて話にのめり込めた。
ベースはいわゆるタイムリープものに分類されると思うけど前提のシナリオがしっかりしていたせいなのかご都合主義感は薄めだったかな。そのへんは人によるだろうけど。
あんまり書くとネタバレになっちゃうけどハルの夢を持った理由のエピソードとか扉を見つける場面とか再会の場面とかほんとに見どころが多くただ感動するってシナリオで完結してないところも個人的にはかなり高く評価出来るかも。

エロは2枠だけど共にハルの表情や構図が中々良かったのでちょっと嬉しかった。
ハルのキャラ自体も後半のシナリオでかなり好きになれたしほんとに幸せになって欲しいなーと思えるキャラでもあった。

ちょっと言い方は悪いけど姫織と千和ルートはこのルートの前提のためにあるシナリオに感じた。
ルートロックされてるのは納得だし出来栄えも数段階違ってると思う。

個人的に後半のシナリオは滅茶苦茶好みだった。


・クロ√ 評価:S

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人見知りの特別な猫少女。

・・・正直どういう感想を書いてもネタバレになりそうだけどなるだけ暈して書いていこうかな。
シナリオ自体はクロルート単体だけで千和と姫織ルート足したくらいの長さはあったかも。
前半は冒頭からちょくちょく出てきてたある女の子の話、中盤は主人公奏大雅の過去の話、後半はクロの過去と奏大雅との関係性の話で構成されてた。

前半に関してはある程度シナリオが進んだところで2ndOPムービーが流れるんだけどこっちも中々に出来が良く、クリア後に見返したらかなり涙腺にくる内容になってたかな。
この女の子はここのブランドの過去作でいうところの雪、藍、夢に当たるキャラだとは思うんだけど隠しキャラにしてはぽっと出の印象は受けなくてしっかり物語の根幹にも絡んできてた部分は評価出来るかも。
奏大雅とのやりとりや過去の親に対するエピソード等結構辛い場面が多く読むのがしんどかった。

で、中盤の主人公の過去の話なんだけどこれもちゃんと前半の女の子のシナリオに引き続いた内容になっていて全体の構成も良いと思う。
ただ、ヒーローに関する想いというか語りに関してはちょっとくどくて長いなと感じたかな。
いかんせん全体のテキスト量が物凄くボリュームがあるからプレイヤー側に冗長と思わせてしまう要因にこの部分は特になってしまってそう。
もちろんシナリオにもヒーローって部分は重要なファクターになってるとは思うんだけど夜の王周りの話についてももう少し簡潔に出来たんじゃないかなーと読んでて思えた。
この場面で一番印象に残っているのは何といっても刻の終着駅の線路を渡っていって夜の国の空からクロに自分の魔法や夢を話すところかな。
個人的にはこのゲーム全体でもトップ5に入る場面だと感じた。

そして終盤のクロの話だけど正直言ってここのエンディング前の2~3時間程度のシナリオを読むためだけにこのルートやってたんだなーって思えるくらい素晴らしかったに尽きる内容だった。
クロの大雅を思う気持ちと大雅がクロを思う気持ち、それぞれの行動の仕方や状況が凄く良かったと思う。
この終盤のシナリオが無かったらこのルート自体の評価はB+くらいに落ち込むと思えるほどここのシナリオは評価出来るかも。
エンディング前の大雅の行動とかもう思い出しただけでちょっと涙腺にくるレベル。

あと、それに加えて評価したいのはエピローグ部分かな。
エピローグ冒頭も好きなんだけどほんとにいいなーと思えたのは最後の糸電話。
あそこで糸電話持ってくるのはもう泣かせる気満々だと思う。あのCGも大好き。

ちなみにエロは2枠。相変わらずここでもクロは可愛かった。

全体を通して振り返るとやっぱり文が読みにくく長くて冗長って印象は最後まで拭えなかったのは悪い点だと感じたけど、それを払拭できるくらいシナリオの内容が良かったと思うし各ルート間のシナリオの関連付けも出来てたのは凄いと思えた。
このルートの最後の場面はほんとに読めて良かったと思えた内容だったからこの評価で。

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 総合評価:S

前作に比べて塗りが変わったように感じるけど今作の方が圧倒的に好みかな。
キャラデザも良いと思うし何よりここのブランドはロリキャラが特に可愛い。
シナリオの長さの割にCGが少し少な目に感じたけど一つ一つのクオリティは高いと思う。
クロと千和のキャラデザはほんと好き。

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音楽 総合評価:S

ほんと曲がボーカル、インストどちらもクオリティが高いとしか言いようがない。
正直贔屓ブランドって部分を考えなくても特にボーカル曲の質の高さは作品が進むごとに上がっていってる気がする。
その中でもさくらReincarnationが特に好きかな。
挿入歌のさくら、もゆ。やED2種、輪廻のどれもいい曲だと思う。

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システム 総合評価:A+

特に大きなゲーム内システム演出ってところは無かったけど大きな不満点も無いかな。
ただ、ムービーの出来がほんとに素晴らしかったと思う。
1st、2ndのOP2種とも映像の作りが前作以前に比べて凄く上達してると感じた。
ムービー内の文字とかチョコレートに添えてあるメモとか見ただけで涙腺にくるあたり涙もろすぎる。

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CV 総合評価:A+

別名義か分からないけどあまり見たことないキャストの割にキャラのイメージと合ってて良かったんじゃないかな。
個人的にびっくりしたのはクロと最終ルートの女の子の声が同じだったことかな。
言われてみれば分かるけど気づかなかった。

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その他

シナリオの部分でもある程度書いたけど全体を通してテキストに癖が強いから苦手だったり合わないと感じる人はそこそこいると思うけど話の内容自体は評価できると思えたのでお勧めできる作品だと思う。
後はとにかくどのルートも長い(特に千和とクロ)からそういう意味ではエネルギーのいる作品じゃないかな。

ただ個人的にハルルートとクロルートは素晴らしいに尽きる内容だったから高く評価したいなー
ヒロインも割と満遍なく好きになれたしキャラゲー寄りのFDとか是非やってみたいかも。

全ルートクリアまでかなり時間はかかったけど最後までやってよかったと本気で思えたゲームだった。


総合してこのゲームは 92 点くらいかな。


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