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2014
04.02

Clover Day's 感想など


(最終更新 5月6日)

攻略完了。プレイ期間は1ヶ月と少しくらい。
前半は急ぎ足で、後半はまったりプレイしてこれくらいかかった。

期待していた作品でもあるのでしっかり目にレビューを書く予定。


トップにもあるようにシナリオ、絵、音楽、システム、CV、その他についてS~Eの6段階評価で。


①シナリオ 総合評価:A


・共通 評価:A

10年前の思い出、今に至るまで続いている約束など今と昔を比較してお話が進んでいったけどとにかく雰囲気が良い。
子供の頃喧嘩して今も仲がこじれていたヘキルと泉も紫苑や主人公の働きもあって仲直り出来たり、主人公と杏鈴の和解、出会いと別れの描写も上手く書かれており体験版は凄く好感を持てたゲームだった。
共通部分は大体体験版でほぼプレイ出来たが、その後も特に問題なく筋の通ったシナリオ展開で読んでいて飽きずにプレイ出来た。

そしてまぁ知らなかったから余計驚いたのもあるけど個別ルートに入る前にクロハ後期OP(2nd OP)の演出をクロデで再現していたのは凄い演出だなーと率直に思った。この演出は流石としか言いようがない。
クロハをやってなくても楽しめるゲームではあるけど共通部分の時点でクロハを意識して作られたネタや形跡、絵があるからプレイしていればより楽しめるんじゃないかな。
・・・ただまぁ10年前のゲームだからクロハが肌に合わない人も多そうではあるけど。
自分は好きだけどね。

この時点でも演出面に光るゲームだなと感じれた。


・杏鈴√ 評価:S

しょっぱな共通のとこにも書いたけど2nd OPが流れて驚いたけどルートの冒頭、半ば、最後でクロハにもあった手紙の音読みたいな演出が挿入されていた。
もう何か演出面力入れすぎじゃないですかね・・・前作までのアホな感じが嘘みたいに感じる。
初めにテーマになったのは双子の杏璃との衝突。
双子がテーマだからこういう話はあるだろうと思っていたけどまさかこんなCGまで用意してるとは・・・

2014y04m02d_130741353.jpg

完全に玲亜ルートの再現だったなぁ・・・
結局クロハほどドロドロした展開にはならなかった(というよりクロハのドロドロ具合が異常だったのもあるけど)けど、同じ人を家族のしかも双子が好きになった葛藤を上手く書けてたんじゃないかなって読んでて思った。
てっきりこの話が最後に来るものだと思い込んでたんだけどエロシーンを挟みつつメインのお話に。
最後の紫苑さんの話はすごく感動した。
杏鈴ルートだからああいう家族のお話になったんだと予測するけどとにかくここでも演出面がしっかりしていてクロハのBGMの一つの「a memories for us」のアレンジが一番盛り上がる場面で一度だけ流れてそれと紫苑さんのセリフで思わず泣いてしまった。
その演出はフェアチャの「想い、重ねて」が元なのかな? 分からないけどとても好きだった演出だけにこのゲームに盛り込んできたのは嬉しかったね。
杏鈴の母親と喧嘩別れしてそれを後悔しているって心情もフェアチャの悠姫ルートを思い出させる内容で心を打たれた。

悪くいえば過去作から演出を引っ張って寄せ集めただけって言い方も出来るけど、それを新しい場で昔より生かせてるって点では自分が好きだった馬鹿ゲーを作る前のアルコットのゲームをプレイしているようで楽しかった。

途中少し日常シーンが退屈な部分もあったけどメインのお話、締めもしっかりしており高水準。
S付けようか迷ったけどとりあえずAで。他のルートもやって再び再考予定。
結局Sに。最後の場面は特に心温まる良いルートでした。


・杏璃√ 評価:B

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素直になれない杏璃が気持ちを主人公に伝え、心の成長が見れるルート。
中盤の不良に襲われてそれを助けるって話はまぁありがちな話で正直あんまり見てていい気分はしないから好きじゃないんだけど最後のメインの話に一応絡んでいるからまだよかったかな。
シーン回数は5回と杏鈴より多いけど少々退屈だったかな。
杏鈴ルートでも思ったけど各キャラのシーンの絵の構図というかパターンが似ていてもう少し色々見たかったかなーって少し思った。
秘書服着た杏璃は悪くはないけどそこまで好みでは無かったかな。背伸びしてて可愛いなーって思うくらいで。

最後の学生会と選挙の話では壁があった杏璃と義臣の仲もこの問題を通して無理なく解決出来てたように個人的には感じた。
これも杏鈴ルートもやってて思った事だけど義臣さんと紫苑さんが凄くいいキャラしてて物語をいい感じに深めてると思う。サブキャラが光るゲームにも久々に巡り合った気がする。
やってる事は無茶苦茶だけど(主人公とか杏璃、その他もろもろね)、まぁこういう甘酸っぱい青春の恋愛のお話の一角としたら悪くはないんじゃないかな。

このルートは杏璃ルートなのに杏鈴の優しさが凄い身に染みて好感度上がったね。不思議。
とりあえずお話自体はそこまで好みなものじゃなかったけどまとまりよく心には響いたのでA。
再考の結果Bに。AとBの境目くらいのシナリオなだけに難しい。
杏鈴ルートが良すぎたのかな・・・


・ヘキル&ヒカル√ 評価:A

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エロゲのシナリオゲーでは大体3Pだとか複数の恋は描かれないことが多いけど、このルートはシナリオゲーにおける双子で同じ人を好きになり、またそれに対して2人とも主人公が受け入れて愛すという歪んだ恋愛を上手いアレンジで書けてたんじゃないかなと思った。
正直ヘキルと主人公が結ばれてヤったヤってないの日常会話してるあたりとか退屈だったし読んでてあまり気分良いものではなかったのでかなりこのゲームのやるペースが落ちてたけど、ヒカル関係の話に入り出すとグッと引き込まれる文章になってさくさくと読めるようになったかな。
杏鈴ルートでの杏璃との双子ならではのお話とはまた違ったヘキルヒカルだから出来るシナリオだったんじゃないかね。

最後の白詰草の話は少々後付けな感じがしたけどまぁあっさり綺麗にまとめるには良かったんじゃないかな。
それとも序盤・・・というか共通でヘキルとヒカル関連で白詰草のお話あったっけ?

あとヒカルがヘキルの格好をして主人公に迫るというシチュはクロハプレイ済みのプレイヤーにはくるものがあったんじゃなかろうか。
クロハの莉織と玲亜の入れ替わりのお話を意識して書かれてたのは良かった。

まぁこれも正直AとBの境目くらいのラインで迷ったけど、杏璃ルートよりは良かったかな。
キャラはそこまで好みじゃなかったけど双子ならではの愛を感じれた。


・つばめ√ 評価:S

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シナリオが宮蔵担当ということもあって期待してたけど宮蔵さんやっちゃってくれました。
こういうお話を読みたかったんだ!ってシナリオで個人的に大満足です。
ほぼ文句なしS評価。

前半は幼なじみから恋人として演劇を通して意識していくお話、後半はイチャラブしつつつばめと泉の和解というか仲直りというかそんな感じの内容。
特に前半が読んでてとても楽しかった。
内面描写が少なめなのは残念だったけどその分つばめの細かい描写が散りばめられていて良い。
告白のシーンはあっさりめだったけどそれまでの過程ならこのルートがダントツで好みだったかな。
後半は宮蔵の趣味全開のエロシーンをかましつつ締めもこれまたあっさりめだったけど変に屈折してなくて直球で良かったかと。
こういうエロゲらしい学園恋愛ADVらしいゲームって最近あんまり当たらなくて恋しかったんだけどこのルートはそれをまさに満たしてくれてかなり満足。
あとアルコット過去作のノリも感じられてあーアルコットのこの雰囲気ってやっぱり宮蔵が作ってたんだなって感じ取れた。

内容は演劇を通して距離を縮めていくあっさりで悪くいえばありきたりなシナリオだけどそのシンプルなお話の中に感じる魅力はあるんじゃないかな。
凝ってるお話もいいけどたまにはこういうお話もいいよね。

幼なじみとしての魅力もしっかり書けてたと思う。


・泉√ 評価:B

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ハニカムで高評価を得ている瀬尾さんのシナリオは初めてだったけど序盤から告白までの前半部分の流れは良かったと思う。
つばめが良すぎてその後にやったこともあってかそこまでこういうシーンが良い!って思える部分が少なかった。
泉とつばめが張り合う場面のつばめの行動と泉と主人公が付き合った後つばめが虎吉と一緒に家に帰ってる場面は凄く見ていて辛かった。
杏璃ルートの杏鈴といい、泉ルートのつばめといい良い子すぎて何か見てるこっちが辛くなる。

後半は瑞穂と泉についての話だったけど最後の締めが良かっただけにその告白から双子の話のつなぎ目が残念だった。
他のルートでもちょくちょく思った事だけど何か大きな山場を2つ設けるとその間というかつなぎの話が退屈でだれてしまうパターンが多かったかな。
あと個人的に付き合ってからの泉の性格があんまり好みじゃなかったので後半の序盤のエロ多めの部分とかは正直退屈だった。

OPムービーにもちらっと出てた 双子×双子×双子の物語 っていうのは杏鈴&杏璃、ヘキル&ヒカル、泉&瑞穂のことだったってのがこのルートで分かったね。
そういう意味では瑞穂が攻略ヒロインでも良かった気もするけどキャラバランス的につばめを採用したのかなー

最後のお父さんとの和解はフェアチャの悠姫ルートを思い出す展開で感動した。
悠姫はどちらかといえばバッドエンドっぽい終わりだったけど、こっちではちゃんと生きてるうちに分かり合えて良かったね。

AかBか物凄く悩んだけど結局Bに。一つ一つのお話は凄くいいんだけどそのつなぎ目を頑張ってほしい。



②絵 総合評価:S

アルコットの絵柄は割と好きな部類だったけど今作はどの過去作よりも良かったんじゃないかな。
CG絵もそこそこ枚数あるし崩れてる絵もそんなに目立った箇所はなかったと思う。
立ち絵の表情もたくさんあって物語を深める良い要素になってた。

杏鈴杏璃担当の仁村絵が特に良かった。これからもメインで担当して欲しいね。


③音楽 総合評価:A

10周年ということで音楽にも気合入ってるなーって感じが伝わってきた。
BGMで気に入ったのはやっぱり断トツで a memories for us feat "Day's" かな。
OP曲もED曲もクロハのリマスター版もムービーとあってて良かったんじゃないかな。

アルコットお馴染みのタイトル曲の変化も各キャラのテーマ2種類ずつも高品質で聞いていて心地よかった。
サントラ注文したいなー


④システム 総合評価:C

ゲームのコンフィグ関係は平凡なもので特に何かコメントしたいことはないかな。
一部キャラのボイスが重なってたり泉のボイスだけ他のキャラより小さく設定されてたりとCVの設定ミスが目立ったのでそこはマイナス。
今後パッチで直してもらいたいね。


⑤CV 総合評価:S

キャスティングに関してはもう言うことないんじゃないかってくらいキャラに合ってるし上手いと思う。
杏璃と泉のCVの人は初めて聞いたけどキャラに馴染んでとても良かったと思う。
桐谷さんは他のゲームのキャラのイメージが強かったけど杏鈴みたいなキャラでも違和感なく演じてしまっていて声優の凄さを感じたかな。
北見六花と遠野そよぎはいつも通りな感じ。関西弁も違和感なく喋れてたんじゃないかな。


⑥その他

アルコットといえばクロハとフェアチャな自分だっただけにクロハの現代版でフェアチャの演出も盛り込まれてた今作は個人的に大満足だった。
ただこれだけは言いたいんだけど売り方というか特典に関してはどうも好きになれなかった。
特に予約特典の追加パッチだけどあれは正直ブランドの印象悪くなっても仕方ないんじゃないかと思う。
フェアチャとか過去作だとおまけエロなんてEXで選択出来たし今回もそうすれば良かったんじゃないかな。
あんな特典なら正直最初からなかった方がいいと思う。DL不具合もあったみたいだし。
あと通販で予約して買ったら予約購入の応募ハガキついてこなかったのは何でなんですかね?
通販購入者には人権ないブランドなのかな?

・・・まぁ毒を吐くのはこれくらいにして特典関係以外に関しては個人的には凄く楽しめた。
どのルートも考えられて作られていたしキャラも可愛い、演出も良い、曲も良い。
真っ当な学園恋愛ADVが減ってるこのご時世でこういうゲームがしかも好きなブランドから発売されたのは嬉しかった。
中々このクオリティを超えるゲームはこれから先作るの難しいとは思うけどまた別の観点からゲームを出してほしいな。

アルコットの本気を感じれた作品だった。



総合してこのゲームは 86 点くらいかな。

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